MTB王者ニノ・シューターのトレーニングの狙い
MTBクロスカントリーの最強選手の1人であるニノ・シューターがトレーニング計画を立てる際のポイントを解説しています。
また、1990年代のMTB XC世界チャンピオンであるトーマス・フリッシュクネヒトが、今と過去のトレーニング内容を比較して解説しています。
- 持久力をつけることがトレーニングの最重要の位置を占めている
- 4週間1単位でトレーニング計画を立てる。
- 1週間は回復の週、残りの3週間はミドル〜超ハードまで強度を高めていく
- オリンピックイヤーである2016年のシーズンは11月から計画を開始、最初はノルディックスキーを行った。
- トレーニングは週6日、1日は休息
- 1日2回か3回の練習
- ランニングを週に2,3回行う。
- ウエイトトレーニングや他のスポーツも取り入れている
- しかし、大半はロードバイクやMTBでのトレーニング
- トレーニングは鍛えたい目的を明確にし、内容を記録し、あらかじめ決めた順序で行う。
- トレーニング量ではなく、質を重視している
- 年間のトレーニング時間は950〜1000時間程度
- トレーニングの75%はエンデュランストレーニング。残り25%はインターバルトレーニングのような強度の高いもの。
- レース直前は非常に強度の高いインターバルトレーニングを行い、肉体的・精神的に強度の高い苦痛に馴らす。
- インターバルトレーニングの目的は、設定した強度をなるべく長時間維持すること。
- MTBレースでは2-3分の強度の高い上りと、30秒くらいの短い下りでの回復の繰り返し。
- ニノ・シューターの強さは、どんな状況・環境でも、自分のトレーニングの目的に100%集中していること。
1990年代の反省点
- とにかく自転車に乗ってトレーニング。他のスポーツはほとんどしない
- トレーニング計画を立てることは立てるが、とにかく乗り込み
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