MTB XCレースに向けたパワートレーニング
MTBのクロスカントリー(XC,XCO)レースではテクニカルな部分がより難しくなったとはいえ、持久力・瞬発力などのフィジカルもやはり重要です。
この動画では、FTPパワーや心拍数を利用した、MTBのクロスカントリーレースに焦点を当てたフィジカルトレーニングの方法について解説しています。
MTB XCのレース時間は以前よりも短くなったとはいえ、それでも持久力は非常に重要です。
長時間走りこんでベースを作りましょう。
60-70%強度で3時間のライド、合間に80%程度に強度を上げて10分間走る区間を3-4回入れます。
(ここでの%はワット基準ではなく、最大心拍数に対する%です)
また、レースで勝つためには高強度を繰り返す能力は非常に重要で、週に2-3回のインターバルトレーニングを行います。
具体的なメニューの例として次の2つが紹介されています。
- FTPより少し高いパワーで5分 - 回復走5分 を繰り返す
- 高強度で30秒 - 回復走30秒 の繰り返しを2セット
(ただし、どちらも1セットで何回繰り返せばよいのか、という点については言及がありませんでした)
インターバルトレーニングはローラー台で行っても良いのですが、できればMTBに乗ってオフロードで行うほうがより実践的です。
このようにして鍛えたフィジカルを有効にスピードに結びつけるためには次の点に気をつけましょう。
- 走行ラインの正しい選択ができるスキルを磨くこと
- スムーズなラインを見つけるために顔を上げて前を見ること
- レースコース上で休めるポイントを見つけ、そこで回復させるのも重要な技術
さらに、
- 体重を増加させない程度の上半身の筋肉も重要で、エリート選手は週に2-3回のウェイトトレーニングを行う
- ロードバイクやトライアルバイク、モトクロスなどを用いたクロストレーニングも有効
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