ツールのプロ選手に一番近い、ローラー台トレーニングの汗対策
ローラー台トレーニングの悩みの種が、とにかく大量の汗。
扇風機を最大風速で回しても、あまりにも暑いですよね・・・
それもそのなずです。
人間の筋肉の運動効率は約25%と言われていて、エネルギーの25%を運動そのものに使ったら、残り75%は体温として発熱に使われると言われています。
つまり、ローラー台で250Wで回し続ける場合、同じ室内で750Wの電気ストーブを使っているのと同じことになります!
こりゃあサウナ並みに暑いはずです・・・
暑さに馴れるトレーニングとしては、もしかしたらいいのかもしれませんが、
身体の深部体温が上がりすぎると、パフォーマンスを十分に発揮できませんから、トレーニング効果が悪くなってしまいます。
体温を上げ過ぎないように適度に身体を冷やしながらローラー台に乗ることで、トレーニング効果も上がりますし、熱中症対策にもなります。
(室内トレーニングで熱中症なんてシャレにもなりませんよね)
ツール・ド・フランスを観ていると、選手が氷入りのベストを着てローラー台に乗っていますよね?
あのようなベストが使えるならば、効率的に身体を冷やすことができないかと思い、いろいろ探してみました。
⇒熱中症対策グッズ 冷却ベスト アイスハーネス 保冷剤3個付き 暑さ対策 熱中症対策
メッシュ製のベストに大きな保冷剤を3つ装着することができ、身体を冷却することができるというものです。
自衛隊や警察、消防など、炎天下でも長時間活動しなければならないプロも採用しているそうです。
保冷剤を装着する場所が、絶妙に計算されていますね。
熱中症にかかった場合、集中的に冷やすべき場所は「首」「わきの下」「鼠径部」と言われています。
この3部位は、動脈が体表近くを通っているので、ここを冷やせば効率的に体温を下げられるそうです。
この保冷剤の配置はすばらしい。
正直なところ、このベストは結構値段がします。
実際、もっと安いベストもあることはあります。
ですが、そのような安価なものは脇の下の保冷剤が小さすぎたり、首の後ろの保冷剤の位置が下すぎて、肩甲骨を冷やしていたりと、場所的に良くありません。
また、身体の前面に保冷剤を入れるようなベストでは、ローラー台での前傾姿勢では意味がありません。
ロード乗りで、外でこのベストを使う人は少数派かもしれませんが、この画像を見ると、このベストは前傾姿勢と相性が良いのが分かりますね。
自衛隊・警察・消防が採用しているそうなので、品質的に安心して使えると思います!
実際、開発者の方も
弊社はもともと警察・消防の装備品メーカーのため、いわゆる「熱中症対策アイデアグッズ」や「とりあえずの冷却グッズ」を作る気持ちはありませんでした。 着用者の安全確保に確実に貢献する事を念頭に開発した体冷装備品です。現在、消防・警察の隊員の方に御採用いただき・・・(以下略)
とコメントされているくらいですので!
■次が待ち遠しくなるローラー台トレーニング
ロード練より楽しいかも(笑)
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